「スマートフォンのWordPressアプリだけで、サイトの管理って本当に大丈夫?」
そんな疑問を抱いている方は多いのではないでしょうか。
実は、WordPressアプリにはPC版と比べて使えない機能がいくつかあります!
この記事では、WordPressアプリの非対応機能について詳しく解説し、PCブラウザ版との違いを比較表でわかりやすくまとめました。
スマホだけで管理する予定の方や、外出先での運用を考えている方は、ぜひ最後までご覧ください!
目次
WordPressアプリで非対応の機能一覧
2025年現在、WordPressアプリ(iOS・Android)では、以下の機能が非サポートまたは制限されています。
- プラグインの管理(追加・編集・削除)
- テーマの追加・編集・カスタマイズ
- ウィジェットの設定・カスタマイズ
- 固定ページのメニュー表示設定
- カスタム投稿タイプの表示と編集
- 詳細なSEO設定(All in One SEOやYoastなど)
- ユーザー管理(役割変更や新規追加)
- 詳細なメディアライブラリ管理
- WooCommerce機能の大部分

👆当サイトのスマホアプリ版とPC版のメニューの比較。触れる項目に差がありますよね。
各機能の詳細と注意点
1. プラグインの管理
WordPressアプリでは、プラグインのインストール、有効・停止、削除(アンインストール)ができますが、プラグインメニューを開いて細かな設定画面を触ることはできません。PC版の管理画面から操作する必要があります。
2. テーマの追加・カスタマイズ
デザイン変更に不可欠なテーマ管理に非対応。
外観 > テーマ > カスタマイズ 画面が利用できないため、見た目の調整はPCで行う必要があります。
3. ウィジェット設定
サイドバーやフッターの構成を調整する「ウィジェット」も、アプリ上では触れません。
4. メニューの編集
固定ページをナビゲーションメニューに追加するなどの操作も非対応です。
5. カスタム投稿タイプ
「制作実績」「お知らせ」など、独自に追加した投稿タイプが表示されない場合があります。
6. SEO設定
All in One SEOやYoast SEOなどのプラグインによる細かなSEO調整はアプリから行えません。メタキーワードやスラッグなどの追加は投稿一覧から対象投稿の右上“・・・”メニュー → “⚙設定”から編集できます。
7. ユーザー管理
ユーザーの追加や削除、役割の変更などはPCからのみ可能です。
8. メディアライブラリ
画像の詳細情報の編集やフォルダ整理、圧縮などの操作は制限されています。
注意!:アプリの機能上はメディアのアップロードが可能なんですが… だいたい“アップロードに失敗(時間オーバー)しました。再度チャレンジして”的なエラーが出て、うまくいきません。アプリ側の問題だと思います。早く修正して欲しい…。 →スマホからブラウザでPC版を編集操作するとアップロードできます。
9. WooCommerceの管理
商品の追加・在庫管理・注文処理などはアプリ上ではごく一部しか対応していません。
PC版との比較表
機能 | PCブラウザ版 | WordPressアプリ |
---|---|---|
プラグイン管理 | ○ | × |
テーマ変更 | ○ | × |
ウィジェット設定 | ○ | × |
SEOプラグイン | ○ | × |
ユーザー管理 | ○ | × |
WooCommerce管理 | ○ | △(一部可) |
どんな運用ならアプリでもOK?
アプリは投稿・簡易編集・コメント管理には非常に便利です!
- ブログ投稿や下書きの作成 ※出先で一番メリットがあるのがコレ
- 出先でのコメント返信
- 簡易的な画像アップロード ※アプリ動作が微妙
スマホでWordPressにログインする方法|外注したサイト管理を始めよう
初心者向け!スマートフォンで使えるWordPressアプリの基本操作とメニュー解説
逆に、サイト構築・初期設定・SEO対策などはPCで行うのがベストです。
まとめ
WordPressアプリはとても便利なツールですが、万能ではありません!
特にサイト設計や高度なカスタマイズを行いたい場合、PCからの操作が不可欠です。
ぜひ、アプリとPCの両方をうまく使い分けて、快適なWordPress運営を目指しましょう!
さらに詳しい情報は 公式WordPressアプリ紹介ページ をご覧ください。

ーこの記事をかいたひとー AsoV9管理者 “watatsume”
Webを中心に活動するサイトデザイナー兼グラフィックデザイナー。4サイト運営中。請負サイト制作も実施。
サイト分野ではWordpressを使用し、SEOに強くデザイン性を重視したサイト構築を得意。グラフィック分野では無機物の表現――風景や背景など――に魅力を感じ、リアリティ溢れるデジタルアセット制作に力を入れている。
専門領域にとらわれず、得た知識や経験を柔軟に結びつけることで、新しい価値を生み出すのが得意としている。